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2026年9月9日文責: 中井莉湖

【勝ちたいという想いをかたちに、未来へつなぐ】Gコーチ 中村 駿紀

【勝ちたいという想いをかたちに、未来へつなぐ】Gコーチ 中村 駿紀

平素より青山学院大学体育会男子ラクロス部を応援し、支えてくださっている皆様、そして日頃から選手たちを支えてくださっている保護者の皆様、いつも本当にありがとうございます。

皆様の応援や支えがあるからこそ、選手たちは本気でラクロスに向き合い、挑戦し続けることができています。

この場をお借りして、改めて心より感謝申し上げます。

そして、リーグ戦もいよいよ最終節を迎えます。

丸野組を振り返ると、改めてこのチームは、私たちに多くのことを経験させてくれたと感じています。

その中でも強く印象に残っているのが、「一部で戦うことの難しさ」と「一部で勝つことの喜び」、そして「成長」です。

一部リーグという舞台は、決して簡単に勝てる場所ではありません。

一つひとつのプレー、一つひとつの判断。

少しのミス、ほんの一瞬の隙、きつい時につい出てしまう味方任せのプレー。

そうしたものが、試合の結果を大きく左右します。

どれだけ練習しても、努力しても、思うように結果が出ないこともありました。

それでも選手たちは、その現実から逃げず、自分たちに何が足りないのかを考え、仲間と向き合い、またグラウンドに立ち続けました。

だからこそ、勝利を手にした時の喜びは、特別なものだったと思います。

「勝つ」という結果の裏側には、それまで積み重ねてきた練習、悔しさ、葛藤、そして仲間と本気で向き合った時間がありました。

一部で勝つことの難しさを知ったからこそ、勝つことの価値を知ることができた。

この経験は、ラクロスだけに限らず、これから先の人生においても大きな財産になると思います。

夏合宿以降のチームの意識の変化や成長には、目を見張るものがありました。

ここまでチームが変化できたのも、主将を含めた幹部のみんなが、決して折れることなく、必要なことを厳しく伝え続けてきたからこそだと思います。

人は、短い時間でも大きく成長することができます。それはみんなが教えてくれました!

日体戦までは、もう残された時間は多くありませんが、最後の瞬間まで、成長し続けていきましょう。

また、チーム発足当初から、ゴーリーに限らず、相手を知ること、相手の考えや狙いを理解することを大切にしてほしいと伝えてきました。

クロスの角度、身体の開き方、走ってきたベクトル、ディフェンスとシューターの立ち位置など、さまざまな状況を見極めることで、ショットを打てるコースは大きく絞ることができます。

そして、それはシューターにとっても同じです。

ゴーリーがどのように考え、どのコースを警戒し、どのような準備をしているのかを常に考えてほしい。

相手の考えを理解することが、得点力にもつながると考えています。

相手が何を考え、何を狙い、どのように自分たちから点を取ろうとしているのか。

そこまで理解した上で、自分たちは何を選択するのか。

相手を理解することで、自分たちの強みをより生かし、チームとしてより良い判断をすることができます。

試合中の一つひとつのプレーや声かけ、仲間へのサポートも、相手の考えや狙いを理解しようとする姿勢があってこそ、より意味のあるものになります。

苦しい時こそ、目の前の状況だけでなく、相手が何をしようとしているのかを考える。

そして、仲間が何を感じ、何を必要としているのかにも目を向ける。

こうした「考える習慣」が一人ひとりに根付いていけば、プレーの選択肢は増え、判断の質も上がっていきます。

一人ひとりが考え、判断し、それを仲間と共有する。

それが積み重なれば、チームとしての対応力はもっと高くなり、青学はもっと強くなれると思っています。

今年は、グラウンドで戦っている仲間が苦しい時、スタンドからの応援が本当に力になっていると感じました。

怪我などで悔しい思いをしながら、スタンドから応援しているみんなも、素晴らしい役割を果たしていることを忘れないでほしいです。

そうした一つひとつの積み重ねが、チームの判断力を高め、互いに支え合う力を生み、チームを強くしていくのだと思います。

今年のチームが積み重ねてきたものも、今年だけで終わるものではありません。

4年生が残した姿勢や言葉、下級生たちが経験した悔しさや喜び、そのすべてが次の世代へとつながっていきます。

だからこそ、最後の一戦まで、自分たちが積み重ねてきたものを信じてほしい。

最後の一球まで戦う。

最後の一歩まで走る。

仲間を信じる。

一人ひとりが、自分にできる最大限の役割を果たす。

そして、全員が与えられた役割を本気で全うし、自分たちがここまでやってきたことを信じる。

リーグ戦最終節。

この一年間の「想い」を、最後は「かたち」にする。

そして、その「かたち」を未来の青学へつないでいく。

大学ラクロスは、4年間で終わります。

だからこそ、その4年間で何を残したのかが、後輩たちによって証明されていくのだと思います。

今年の選手たちが経験した、一部で勝つことの難しさ。

勝利をつかんだ時の喜び。

相手を知り、理解しようとし続けた時間。

そして、仲間とともに戦った時間。

そのすべてを、次の青学へ。

最後まで、この丸野組で貫いてきたものを出し切りましょう!!

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この記事に登場する選手

中村駿紀

Gコーチ

中村駿紀

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