
このブログでは俺が人生で初めてコーチをした青学ラクロス部36期(現4年生)への想いを書かせていただこうと思う
他の現役生からするとおもしろくはないかもだが、お許しいただきたい
1年生コーチをさせてもらっていた時を振り返ると
大周がボールが当たるのをビビってよけていたことや(最初は怖いよね 俺はゴーリーやったことないけど壁あてですらヘルメットしてたことあるくらいビビってたから気持ちはよくわかる)
あびが四ツ谷の壁で「まだ入るかわからないんで笑」とか言いながらめちゃくちゃ下手な壁当てしていたこと(あの時はなぜか群を抜いて投げるの苦手だった気がする笑)
先輩なのにわざわざ尾身ちゃんの最寄りの曙橋かどこかの壁まで行かされて夜遅くまで2人で壁当てしたこと(全然いいんだけどね)
なおきが軽めのランシューか1on0でいいところで絶対にジャンシューしか打たなかったこと
なぜかりゅうかちゃんがギータよりパスキャフォームきれいに投げれるようになっていたこと
りうからご家族が音楽関連の方が多いと聞いた時に、「りうは髪のうねりからしか音楽要素を感じないな」と思ったこと
なるみがひたすら裏からアイランド上がってのステップバックシュートしか打たない時期があったこと
などなど思い出深いことがたくさんあったなと思い出す笑(それぞれにエピソードあるんだけどここでは割愛)
1年生大会では勝たせることができず、申し訳なかったと思いつつ、その後あすなろ?でみんなが結果を出してるのをインスタか何かで見て、ちょっと安心したのを覚えてる笑
今年、1年生ぶりにOFコーチとしてみんなとまた戦わせてくれてありがとう
8月頃からなんかぬるりとコーチに入ってしまったなと思ってたのでこの場で改めてお礼を言わせていただきます!笑
みんなの4年間の最初と最後に携わることができていることに改めて感謝して残り2週間過ごします
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人生で最も心の動く2週間をこれから過ごすみんなに
俺がOFコーチとして改めてこの期に関わりたいとおもったきっかけの話とこれから2週間の楽しみ方の話をしたいと思う
これも主には36期の皆に向けて書いているが、部員全員に言えることでもあるので、ぜひ読んでみてください
①「文化が組織を強くする」
俺が4年生の時、「組織全員の当たり前の基準が高い状態」を常に目指していた
多くの「常勝軍団」と呼ばれる組織にはこれが備わっていて、当時の青学にはいまひとつ備わっていなかった
常勝軍団がなぜこの状態を作れるかというと、それが文化だからだ(文化というだけでなく、もちろん各代の一人一人の努力があってのことだと認識しているが)
チーム練習中、どこまでプレーを続けるのか
どのくらい自主練するのか
ビデオミーティングはどれだけ細部まですり合わせるのか
ヘルメットや防具は並んでいるか
など挙げればきりがないが「そのチームの一員である以上は守ることが当然とされるモラルのようなもの」 それが文化だと思ってる
そしていつでも勝つのはこういった文化が、徹底するという意識すらなく徹底されている組織である
それがラクロスにおいて顕著に出るのは切り替えとグラボだと俺は思っている
これらの要素で圧倒的に上回れると試合における各個人の調子の良し悪しはそれほど関係ない
多くの1部校と2部校の一番大きな差はここにあると認識している
その文化についてはわずかながら作れたと思いつつも納得できるレベルにはできず俺は卒業した
そして、卒業してから2年半経って青学ラクロスの試合を夏合宿で見た
対早稲田
結果は同点だったが、グラボの強度や切り替えで五分五分以上の戦いをしているみんなを見て、久しぶりに少し震えたのを覚えてる(あのときは少々うまく行き過ぎた感はあったが)
ただの練習試合だったが、俺にとっては今年1番感動した試合だった
先輩たちから受け継ぎ、自分たちの代(22シーズンを共に戦った浜野、那須の代の部員も含めて)でさらに強化した文化
そしてそれを自分の現役生活の最後の一手として君たち36期に伝えた
その一手が時を経て、早稲田にまで通用するレベルになっていた
自分がまたコーチをしてみたいと思ったのはこれが大きなきっかけだった
あんな素晴らしい試合を見せてくれてありがとう
そしてそれ以前にそもそもなぜ合宿にまで行ったか
それは特に理由もなく練習参加したときに、36期の君たちを改めて、面白くていいやつでアツくてナイスな人たちだと思ったからだ(あと一緒に1年生コーチをしてた連也がHCをしていたのも大きかった)
現役当時、チーム内にやれる人がいなくて始めた1年生コーチとチームの主将というダブルの役割でしんどいことも多かった
しかし、君たちに出会えたということだけで元が取れたと思えるほど楽しい日々だったと本当に思う
②「人生の価値は得られた高揚感の質と量によって決まる」
俺はこれを信じている(それ以外にもたくさん大切なことは知ってるが、今の自分にとってはこれが1番正しい)
では、高揚感はどんな時に生まれるのか
「できるかできないかわからないけどやりたい」と思っていることに挑戦している時、そしてもちろん、それを達成した時なのではと思う
目標達成のための環境を整えるMGがいて、
万全の状態で選手を送り出すために力を尽くすTRがいて、
試合での想定外を減らすための分析をするASがいて、
それぞれの役割を全うするため身を削り声を枯らしながら戦うプレーヤーがいる
(組織の内外でみんなのために協力してくれている人がたくさんいるということも忘れずに)
みんなは4年間という膨大な時間をかけて目標達成に向けての日々を歩んでいる
4年間という時間の全てが1試合に凝縮される
ほんの一瞬で全てをひっくり返し1部に返り咲くことができるし、全てが崩れて2部という現実を突きつけられる可能性もある
そんな、緊迫した時間を最終学年、最後の試合で過ごすことになる
だけど、だからこそ得られる素晴らしい「高揚感」がその瞬間、その空間にはある
そんな瞬間を信じて懸命に準備をしてきた人たちだけに与えられる成功や失敗、歓喜や悲哀がそこにはある
こんな時間を現役生として過ごせることに対する少しの羨ましさと自分がそんな君たちの最初のラクロスのコーチであったことの誇らしさを両方抱えている
みんなはこの「高揚感」を今までに何度味わってきただろうか
そして、これからどれだけ味わうことができるのだろう
今後もできるだけ多くの機会があることを願ってる
「勝つことによって得られる実益はないし、負けることによって失うものもない」
これはみんなが1年生の頃にも伝えたはずの俺の学生ラクロスに対する見方だ
みんなはいわば、勝った時に得られる喜びや誇りといった目に見えないもののために戦っているのだと俺は認識してる
この、感情の純度が高く、誇り高い戦いを自分の意思で選んでいることをみんなは分かっているかな
それを俺はとても誇りに思うし、自分自身でもぜひ誇ってほしい
また、みんなが戦ってきた2部Bブロックの大学も同様にそんな思いを持って戦ってきた人たちであること、そしてこれから戦う立教大学もそんな人たちであることを胸に刻んでリスペクトを持って戦ってほしい
そして、入れ替え戦で人生最高の「高揚感」を噛み締めて自分の人生のハイライトに入れてほしいと思う
残り約2週間、
置きに行かずにチャレンジしよう
負けない戦いじゃなくて圧倒しよう
自分が苦しい場面が来ても、それでも自分がチームを救うというマインドで戦おう
「勝ちたい、熱くなれる」
それだけの理由でラクロスに4年間をかけられる
少しクレイジーで、だけどめちゃくちゃナイスな人間である君たち
その自覚と自信を持って自分たちの追求してきたラクロスを見せつけよう
君たちならできる
この最高の2週間を勝利で締めくくろう
Let’go!!!
(↑書きたくなかったけど書かないわけにはいかず笑)
住友組 OFコーチ(2022シーズン1年生コーチ)
石田裕士

